今回は,「第一回 憲法の公務員試験出るところだけ勉強しよう講座」になります!
この憲法講座は,公務員試験で出題されるポイントをシンプルにわかりやすく紹介し,解説する講座です。
公務員試験で出題される憲法の問題は内容を詳しく理解しなくても,キーワードと裁判結果さえ覚えていれば回答することが出来ます。
憲法の詳しい内容理解には時間がかかるため,ある程度大枠を掴んだら勉強範囲が広いため,次の科目に進んだ方がいいと思います。
それでは,テストで出るところを効率的に覚えてしまいましょう!!
はじめに,憲法についての概要を説明します!
憲法の人権保障
憲法とは国から国民の権利を守るために国がしてはいけないことを規定したものです。
ちなみに,法律は私たちの権利を縛るものです笑
裁判が起こって,私にはこういう権利があるという権利の救済(権利侵害をされた回復)をする際は
”国”と”私人”の間で事件が起こった場合は憲法をもとに訴え
”私人”と”私人”の間で事件が起こった場合は民法をもとに訴えます。
なので,憲法の勉強は国と私人の権利争いに関する問題を勉強します!!
権力者は権力を行使したがるので,それを防ぐため私たち国民を守るものが憲法です。
公務員試験の問題では,なにかしら事件が起こる→裁判で争う→裁判の結果どうなったかという一連の流れを勉強します。
勉強としては,キーワードと裁判結果だけ暗記すれば十分です。
公務員試験で出題される問題はパンーンが決まっていて,深い内容まで追求されません。
なので,暗記するべきポイントを暗記していれば答えがわかります。
憲法について
憲法を習得しやすくするため,憲法の内容について少し触れていきます。
憲法は国民主権主義・民主主義を採用しています。
日本の選挙制度がこれらに該当します。(本当に平等なのかな...笑)
国民主権主義と民主主義という大前提のもと,憲法は作られました。
そして憲法では,権力者に権力が集まらないよう三権分立という制度を採用し,権力を分散するよう定めました。
三権分立では,立法権は”国会”,行政権は”内閣”,司法権は”裁判所”に任せ,お互いがお互いを監視し合うことで権力の一極集中を防いでいます。
憲法改案
公務員試験では,憲法改案の問題がよく出題されるため以下の文は,丸暗記しましょう!
暗記ポイントとして出席議員ではなく総議員であり,3分の2以上もの賛成が必要なくらい大変なことと覚えておきましょう!
問題でもし,迷ったら改変するのが大変そうな方を選択してください笑
国会で発議された後に国民が投票をして決めるまで憲法改案されないのが厳格ですよね!
戦後の日本で憲法改案されたことはありません!
公務員試験の憲法
公務員試験の憲法の問題を勉強するうえで,特に重要なのは事件のキーワードと「裁判で争われた結果」と「その結果,何が権利となったか」です!
公務員試験では裁判の結果,憲法違反(違憲)なのか,憲法違反ではない(合憲)のかが問題で出題されることが多いです。
よって,裁判事件のキーワード,結果,権利さえ暗記しておけば大体の問題が解けます。
裁判で憲法違反だと下された判例(過去の判決の実例)はかなり少ないので違憲の問題さえ暗記していればテクニックとして解けます。笑
次回からは本格的に暗記すればいいポイントだけをまとめて記事を書いていきます。
基礎的な内容を覚えて,スー過去などの問題集を何周も解くことをおすすめします。
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